基本対称式は,慣習的には
で表されます. しかし,ここでは私なりに表記させて頂きます(笑
と言うのも,この記事は後のための準備段階であり,そこで少し使いやすいようにしておきたいからです.
慣習的表記ではなくても大丈夫という方はこのまま閲覧を続けて頂けたら幸いです.
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始めに,ここで扱う対称式を,先ずは,下に私的に定義しておきます. 詳細な定義は後ほど行います.
例を挙げると,
となります. 何故このような段組みで書いたかは後で述べます. 気付かれる方も居るのでは?笑
これを言い換えると,
「添え字が5種類(1~5)の文字の中から,3つ選び組(積)を作ったもの」
とも言えますね.
因みに,基本対称式の有名な性質も
のようにして満たします.
さて,先程定義した対称式に詳細な定義を追加しておきます.
これを踏まえると,次の性質を満たします.
これから機械的に求めていくこともできますが,面倒くさいです(笑
因みに,先程例を挙げた際に,段をあのように組んだのもこの性質が関係しています.
この関係式の右辺に於いて,第2項は一番右の列を表し,第1項は残りの部分を表しています.
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準備が終わりました!
この式を後の記事で用いるのですが,折角なので,その記事のみではなく,これからもできれば用いていきたいと思います.
その際は,記事内にURLを貼っておきますので,その都度参照にして頂ければと思います.
では.